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2025/10/04

日立が家具ブランドKarimokuとタッグを組んで作り出した、小さくて美しい冷蔵庫《Chiiil MINIBAR》。まるでインテリアの一部みたいなこのアイテムが、「部屋での過ごし方」をアップデートしてくれるかもしれない。
みんなが想像する冷蔵庫って、大きくて存在感があって、キッチンにしか置けないって感じですよね。でも、日立がKarimokuとコラボして生まれた《Chiiil MINIBAR》は、これまでのイメージを軽々と超えてきます。定格内容積は73Lとコンパクト。しかもデザインはすごくシンプルで、木目調の天然素材を活かした外装は、インテリア家具そのもの。
実際、発表会で日立の担当者さんも「大きければいいという従来の家電とは違い、小さくても部屋のどこに置いても馴染むように作りました」と語っていました。これは、もう家電っていうより、部屋に置いて眺めたくなる家具に近い感覚です。



今回のコラボで特に難しかったのが「天然木」を使うことだったそう。Karimokuは木製家具で有名だけど、家電と木の組み合わせはかなり珍しいんです。木って湿気や温度で微妙に変化してしまうので、家電のように安定した素材と違って扱いが難しい。
Karimokuの担当者さんも「家電メーカーとは初めてのコラボ。お互いの常識や基準をすり合わせるのは苦労したけど、その分、見たことのない美しさが生まれました」と話してくれました。その甲斐あって、《Chiiil MINIBAR》は天板まで美しく仕上がり、家具と並べて置いても全然違和感がないんです。


正直なところ、この冷蔵庫、値段は17万円とかなり高め。普段みんなが使うような小型冷蔵庫は、だいたい3〜7万円くらいが相場だから、家電として見るとちょっとハードルが高いかもしれません。
でも発表会にいた人たちからは「家具として考えると納得できる価格かも」との意見がちらほら。冷蔵庫というより、部屋で過ごす時間や空間そのものを豊かにする「ライフスタイル」を買うって考えれば、この値段にも納得できる気がします。

《Chiiil MINIBAR》の魅力は、庫内を「セラー」と「冷蔵」の2つのモードに切り替えられるところ。冷蔵モードなら飲み物やスイーツをしっかり冷やせて、セラーモードならワインや日本酒など、常温に近い温度で味わいたいものを最適に保存できるんです。暮らしやシーンに合わせて使い分けられるのは、他にはないユニークなポイントですね。
《Chiiil MINIBAR》が提案するのは、「冷蔵庫を置く場所はキッチンだけじゃない」という新しい考え方。例えばベッドサイドやリビング、書斎に置いて、好きな飲み物やスナックを入れておけば、いちいちキッチンまで行く手間が省けます。発表会の会場となった日本酒ラウンジ「tpb」のオーナーも、「寝室に置いて、夜にゆっくりお酒を楽しむなんて贅沢ですよね」と、その魅力を語っていました。
部屋で過ごす時間をもっと心地よく、自由にしたいユース世代にとって、《Chiiil MINIBAR》はまさに理想のアイテムなのかもしれません。

家電の枠を超えて、「家具」として存在感を発揮する《Chiiil MINIBAR》。20代の僕たちにとって、部屋のインテリアに馴染んで、生活スタイルを変えてくれるアイテムはすごく魅力的ですよね。ちょっと値段は張るけど、インテリアやライフスタイルにこだわる人には間違いなくワクワクするプロダクトです。これからの部屋づくりの新しいスタンダードになっていくかもしれませんね。
Text by滝田勝紀
KARIMOKU RESEARCH CENTER
展示期間:2025年8月1日~8月29日12:00~18:00 ※土日休業、不定期休館
展示場所:KARIMOKU RESEARCH CENTER
展示内容:冷蔵庫「Chiiil MINIBAR」
カリモク家具について 1940 年に木工所として創業し、様々な木製品を生産することで技術を磨き、1960年代から、自社製の木製家具の販売を開始しました。高度な機械の技術と職人の技を融合させる「ハイテク&ハイタッチ」という製造コンセプトを掲げて、木材生産分野における土台を作りあげ、日本を代表する木製家具メーカーへ成長しております。

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