コクヨが手がけるレーベル「COPY CORNER」がカセットテープシリーズ「ORDINARY AUDIO」を発売！ 日用品としての音楽を再定義する

コクヨのインハウス・デザインコレクティヴ「YOHAK DESIGN STUDIO（ヨハク デザイン スタジオ）」が手がける「COPY CORNER（コピー・コーナー）」が、新企画「ORDINARY AUDIO（オーディナリー・オーディオ）」を始動。7月16日（水）よりオリジナルカセットシリーズが発売される。

昨年4月、原宿の商業施設「ハラカド」にオープンした「COPY CORNER」は、デザイナーをはじめとした作り手と、クリエイティブなものごとに関心を持つ人々を結ぶプラットフォーム。「日用品をリ・カバーする」をコンセプトに、“印刷”を通じて、日用品のこれからの価値を発信している。

そんな「COPY CORNER」から生まれた新たなオリジナルプロダクト「ORDINARY AUDIO」は、“Sound for Good Alone（ひとりの時間に寄り添う音楽）”をキーワードに、岡田拓郎、in the blue shirt、H. Takahashi、BROTHER SUN SISTER MOON、Summer Eyeの5組のアーティストが参加。それぞれがカセットというフォーマットに向き合い、音楽的な実験性と独自の世界観を詰め込んだ新作を制作した。

全タイトルのパッケージは「COPY CORNER」でのリソグラフ印刷（シルクスクリーンと同様、穴のあいた版にインクを押し出す孔版印刷を元にした技法）を施した「ORDINARY AUDIO」オリジナルデザインのペーパーボックス仕様。印刷加工会社「福永紙工」の技術協力のもと、「COPY CORNER」のメインマテリアルである紙を用いてグラフィックを構成。

アートディレクションは「YOHAK DESIGN STUDIO」の鳳崎 優和が担当。アナログならではのカラーや質感が表現された、風合い溢れるパッケージに仕上がっている。

さらに、リリースに合わせたリスニング＆トークイベントの開催も決定。「ORDINARY AUDIO」参加アーティストであるKankyo Recordsオーナー・H. Takahashiのほか、日本のアンビエント・ミュージックの第一人者として国内外で高い評価を受ける尾島由郎、ブラジルでの音楽経験を重ねLAのカセットレーベルMystery Circlesの日本代表も務めるTatsuro Murakamiをゲストに迎え、カセットテープ・ミュージックの楽しさや奥深さを、その歴史的背景を紐解きながら語り合う。

ジャンルを越えて活動するクリエイターとともに、アナログなカセットテープの魅力を再発見しよう。