
アート作品やハンドメイド、フラワーショップが集まるイベント「SPOT」が東京にて開催!
2025/05/16
造形作家・佐藤穂波による「夜行」プロジェクトの初個展「あっちからきました」が、8月15日(金)〜8月31日(日)まで、SHUTL(東京・東銀座)にて開催される。
「夜行」は、ぬいぐるみ製作を中心とした佐藤穂波のプロジェクトだ。彼女が創り出すのは、現実には存在しない生物たち。しかし、それらは彼女にとって、まるで最初からこの世に存在していたみたいに「あっちからきました」と語りかけてくるように感じられるという。
佐藤穂波
青森県弘前市出身、神奈川県在住。画家・造形作家。武蔵野美術大学造形学部建築学科卒業後、社会人経験を経て2016年独立。2017年からぬいぐるみブランド「夜行」を開始。
Web:honami sato
Instagram:@yakoh_info / @honamiworks
X:@yakoh_info / @honamisato
本展では、「ぬいぐるみが動物として生きていたら」という視点でデザインされた夜行のぬいぐるみたちが、空間の中を自由に泳ぐ、夢のような展示が展開される。
展示の最大の特徴は、ぬいぐるみたちが現実とは異なる状態で存在していること。通常、ぬいぐるみは棚の上に座っていたり、カバンの中でおとなしくしていたりするが、本展の展示空間では自由に泳ぎ回っている。来場者はその空間に入り込み、ぬいぐるみたちと触れ合いながら、美術館での鑑賞とは異なる特別な時間を過ごせる。
また、本展では、ぬいぐるみに加え、絵画作品も展示される。絵画には、より直接的な表現として、死ぬまで死なない夢の中に存在するさまざまな生物が描かれている。
佐藤は自身の制作について、「わたしはこれまで自分が人間のふりして生きているだけな気がして、社会に対し何か疎外感のようなものを感じていました。しかし、そもそも生物はみなそうなのではないかと今は思っています」と語る。
誰も特別ではなく、誰もが特別であり、ただ存在する個が浮遊していて、たまに優しくぶつかるだけーーそんな哲学的な思考が込められた彼女の作品を、ぜひ会場で堪能してみてほしい。
夜行個展「あっちからきました」
日程:2025年8月15日(金)~8月31日(日)
時間:13:00~19:00
会場:SHUTL
開館:月・木・金・土・日・祝
休館:火・水
WEB:SHUTL公式HP
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